柿を最高の状態で食べる方法

これから旬を迎える柿は、秋の味覚の一つです。
柿の栄養価の高さは、果物の中でもトップクラスなのです。
それ故「柿が赤くなれば、医者が青くなる」という言葉があるほどです。
ここでは、知られざる柿の魅力を紹介します。

柿はカキノキ科の落葉樹で、細かく分類すると1000種類以上もあります。
大まかに渋柿と甘柿に分類でき、渋みの原因である「タンニン」が口の中で溶けるのであれば渋柿、溶けなければ甘柿になります。
なお甘柿は渋柿の突然変異であり、日本独自の品種なのです。

栄養の中でも特にビタミンC、カロテン、カリウム、タンニン(渋みの原因)が多く含まれています。
酸化還元作用のあるビタミンC、血中アルコールの分解を促進するタンニン、利尿作用を促すカリウムの相乗効果で、二日酔いに効果的な果物です。

柿は1個で1日分のビタミンCを摂取でき、風邪予防にも最適です。
他にも美肌、高血圧予防などにも効果があります。
しかし、干し柿にするとビタミンCがほとんど失われてしまいます。

こんなポテンシャルを秘めた柿ですが、人気はいまいちです。
その原因は、渋抜きの過程で発生する「エチレン」による食感の悪化でしょう。
エチレンが呼吸数を増やし、細胞壁を壊し、どんどん柔らかくし、終には水分が蒸発してしまうのです。

そこで、濡れたティッシュをヘタに置きます。
ヘタは呼吸をするところであり、命ともいえる場所です。
ヘタを湿らすことで呼吸によって失われる水分を補い、エチレンの発生を妨げることが出来ます。
これでシャキシャキ食感を長く保てます。

栄養価に優れる旬の味覚「柿」を最高の食感で堪能してみてください。

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